日常生活から見たED

『ED』とは英語で『Erectile Dysfunction』の略称。意味としては『勃起機能の低下』です。最近、セックス時に上手に勃起しない、勃起が持続しない、そもそも勃起しない。EDの苦悩を持つ人は年々多くなり、その主な原因は前記事”EDの主な3つの原因”で説明しました。

『加齢』『心因性』『生活習慣病』これら3つは日常生活から見ると予防・対策の余地があります。EDそのものに目を向けるより日常生活を見直すことで生活習慣だけではなくEDを改善できます。今回は、日常生活から見たEDについて、予防・対策を詳しく解説をします。今一度生活の見直しを。

生活習慣病とは

偏食・運動不足・過度な飲酒と喫煙・ストレス、これが続くと生活習慣病になります。
生活習慣病はEDだけではなく日本の三大死因といわれる『がん』、心筋梗塞など『心疾患』
脳梗塞などの『脳血管疾患』を引き起こす原因となる病気です。

この病気は自覚症状がなく、数年・数十年と時間をかけて人間を身体を蝕み、気づいた時には
手遅れになってしまう恐れがあります。心筋梗塞、脳梗塞が急に発症するのはこのためです。

生活習慣病の原因と予防

上記で説明した通り、日常生活の食事・運動・飲酒喫煙・睡眠・ストレスが原因です。
予防方法は『血管を守る』ことです。

血管が損傷すると高血圧になったり、血管の中に老廃物が溜まると梗塞を引き起こします。
つまり、血流の流れが悪くなり疲労感、倦怠感が溜まるとEDになる可能性が高くなります。
前記事”ペニスの構造”で話したように血流が悪くなると勃起しにくくなるので生活習慣病がEDにつながることがわかります。疲労感と倦怠感は勃起不全と結びつきがあるので特に注意です。

具体的な予防を項目ごと分けて説明をします。

① 食事

基本的に偏食をしなければ生活習慣病にはならないです。
栄養バランスを考えた食事を取る。野菜を食べる。朝・昼・晩と1日3食を心がける。
野菜を食べる時は最初に取ると糖分をゆっくりと取り込むのができて身体への負担が軽減します。

ただ、社会環境によって食事をする余裕すらなく1日1食それも偏食となりEDになりやすいです。

② 運動

運動をするように心がけましょう。正しい食生活をした上で運動をすると肥満の予防にもなります。ただ、毎日運動をする時間がなければ通学・通勤の時間に背筋を伸ばして歩くだけで効果があります。

③ 飲酒・喫煙

社会人であれば飲酒喫煙が生活習慣病、EDになる最も多い原因です。
日ごろのストレスを解消するために飲酒喫煙をする人の中でEDだと診断される人は、今の習慣を見直す必要があります。日常生活から一切断つよりも適量適度を守ることで病気に陥る危険性がグッと減ります。過度な飲酒喫煙をすると脂質・肝機能異常を来します。

④ 睡眠とストレス

これまた社会環境によって難しいことですが十分な休養を取る必要があります。
睡眠不足は疲労を蓄積させてストレスを溜めると血圧の上昇、免疫力の低下となります。

ここまで説明したように日常生活の改善をすることで生活習慣病を予防できます。しかし、生活習慣病は厄介な『ストレス』からくるケースがあり、これが『心因性』のEDにつながります。

前記事”ペニスの構造”でも話した『心因性』、心・精神の状態でEDを引き起こす場合があり、ストレスの解消方法は人それぞれ違って改善が難しくEDを克服する最も大きな障害といえるでしょう。

この『心因性』のEDには2つのパターンがあり『現実心因』と『深層心因』があります。

意味は字のごとく現実心因は、日常生活におけるストレス(緊張・焦り・疲労・睡眠不足・失敗)からくるもので、深層心因は単なるストレスではなく、心の中で眠っている怒り・不満・恐怖・トラウマなど自覚症状がなく、原因の追究と治療が難しい問題からくるものです。

どちらも薬・リハビリで治療・回復ができますが、長時間かかる場合もあり治療へのストレスを溜めてしまうと却って逆効果なので、なにより日常生活の中で自然とストレスを軽減することが大切です。

また、薬によってはEDを引き起こすことがあります。
日ごろ薬を服用する習慣がある人は注意が必要で『抗うつ薬』『降圧剤』など神経に作用する薬はEDを引き起こす可能性があるのでEDを疑ったら、医師と相談した方がいいかもしれないです。

日常生活から見たEDについて話しましたが、EDの改善はすなわち生活習慣の改善といえます。そして生活習慣の改善は今のライフスタイルを見直すことです。
ただ、急に生活を変化するわけではなく日々の食事・運動・飲酒喫煙・睡眠・ストレスどれか一つを少しずつでも改善することで効果がでてきます。
毎日繰り返している生活環境を一気に変化させるのは難しく、最悪の場合生活習慣を変えられない自分を自己嫌悪する、さらにストレスになってしまうことで『心因性』のEDを引き起こすこともあり得るので自力では難しいと判断した時は専門の医師に相談することをおすすめします。

EDそのものの改善も同じことが言えますが、一人では難しいことも誰かと協力すれば治ることがほとんどなので自分一人で抱えこまず何も恥ずかしいことではないので相談してみましょう。