ムイラプアマ(muira puama)

muira puama
ムイラプアマはブラジルを原産国とする、南米アマゾン川流域、主に熱帯・亜熱帯地方に自生する潅木(ボロボロノキ科)。

ジャスミンに似た香りを放つ小さな白い花を咲かせるのが特徴で、原住民の間では、古くから「性機能を改善する木」として珍重されています。
樹木自体が非常に珍しく、ミネラル豊富な土壌でしか生育しないため、大変貴重なハーブです。
海外の医療現場でも使われており、茎・樹皮・葉・枝・根の全てがハーブとして利用でき、特に根と樹皮の部分がよく使われています。
日本では、医薬成分として根の部分が使われており、食品としては樹皮の部分が多く使われています。

1990年にパリの性科学研究所が行った研究結果では、ムイラプアマから抽出した成分を投与された被験者の6割以上が性衝動に効果を感じ、半数以上がED改善の効果を感じたと報告されています。

ムイラプアマに含まれる成分は、ステロール・アルカロイド・脂肪酸・エステル化合物・遊離長鎖脂肪酸・クマリン・ムイラプアミン・βレジン酸・タンニン酸、などがあります。

■効果の期待できるもの

・ED(勃起不全)改善
・性欲増強
・滋養強壮
・うつ病
・リュウマチ
・生理痛
・生理前症候群
・中枢神経障害
・神経衰弱
・消化器機能不全
・育毛

■ムイラプアマを多く含む食品

サプリメント系の精力剤に含まれています。
また、ムイラプアマに含まれる成分「クマリン」は、桜餅やシナモンなどの香りに含まれています。

■1日の摂取量

ドイツに限っては、体重1kgに対して0.1mgまでが健康に影響を及ばさない摂取量としています。
精力剤には大量配合している可能性もあるので、注意が必要です。

■気になる副作用

ムイラプアマに関する副作用は報告されていません。サプリメント系の精力剤であれば基本的に問題はないと思われます。ただし、ムイラプアマの根に関しては、医薬成分として扱われていることからも、過剰摂取には気をつける必要があります。さらに、ムイラプアマに含まれる成分「クマリン」には注意が必要で、「クマリン」を過剰摂取すると「肝障害」を引き起こすことがわかっています。また、抗血栓薬の作用を強める可能性もあるとされているので、薬の飲み合わせには注意が必要です。