L-トリプトファン(L-Tryptophan)

うつ病や不眠向けのサプリメントでよく含まれている「L-トリプトファン」とはどういうものなのでしょうか?

トリプトファンは、必須アミノ酸の一種ですが、人の健康維持にとって欠かせ無い物質であり、概日リズムと関連するセロトニンやメラトニンに代謝されるのですが、体内では十分量が合成出来無い体内で生成することが出来ませんので、食品やサプリで摂取するのが好ましいです。

トリプトファンと炭水化物・ビタミンB6を一緒に摂ると「セロトニン」という脳内物質を合成します。
セロトニンは、「ノルアドレナリン」「ドーパミン」と並び、重要な役割を果たしている三大神経伝達物質の一つです。
セロトニンが不足すると、不眠症やうつ病などの精神疾患になりやすくなると言われています。

日本においては、法規上の取り扱いとして成分本質(原材料)の医薬品ではないものの、医薬品的効果効能を標ぼうしない限り医薬品と判断しない成分本質 (原材料)」に区分されております。

アメリカにおいては不眠症、時差ボケ、うつ病等の疾患であり、その症状に処方される場合もあります。
不眠症の際は、1グラムのトリプトファンを摂取すると、入眠時間が20分⇒10分に短縮したという実験結果が出ており、不眠症にも効果的です。

効果の期待出来るもの

  • 男性ホルモンの分泌を活発にする
  • セックス中に精神をリラックスさせ勃起を高める

トリプトファンを多く含む食品・食材

多く含まれるのは、食品中のタンパク質が多いもので、肉、魚、豆、種系、ナッツ、乳製品(豆乳)などに多くに含まれる。

鶏卵、鶏肉、ゴチョコレート、牛乳、ヨーグルト、カッテージチーズ、小麦、マンゴー、ナツメヤシ、バナナ、ドリアン、マ、ヒヨコマメ、ヒマワリの種、スピルリナ、ラッカセイなどにも多く含まれます、こう見ると結構多くの食品にトリプトファンが含まれております。

食品中に含まれるトリプトファンの量

食品名 含有量 (食品 100 g あたり)
すじこ 331
ひまわりの種 310
プロセスチーズ 291
たらこ 291
糸引納豆 242
アーモンド 201
そば 192
肉類 150~250
白米 89
豆乳 53
ヨーグルト 47
牛乳 42
バナナ 10

1日の摂取量

トリプトファンの1日の摂取量は、成人の場合は体重1kgにつき2mgが目安とされており、男性体重65kgなら130mg・女性45kgなら90mg位とされております。
人それぞれの体格などの差もありますが、食事から摂取する分とサプリメントで補う方がいるようです。(私自身はそうしています)。

気になる副作用

副作用としては、肝硬変の患者に置ける肝性脳症の発症リスクがあると言われております。
しかし、かなりの過剰摂取(6,000mg)を行う事だとの事で、かなり非現実的な数字となっておりますが、妊娠中の胎児への影響も報告例があり、1,000mgの摂取で胎児の呼吸不全を招いた懸念が存在するみたいですので、妊娠中の方は摂取しない様にした方が良いと思います。